Antipyretic

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最終痴漢電車3

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エロシーンはほぼ強制スキップで飛ばす人間なので抜きゲーは滅多にやらないんだけど、そんな私がプレイしてもこれは面白かった。

一番の特徴は迅の強烈なキャラクタ。痴漢だけど痴漢なりに誇りを持っており、かつ紳士というか自分より女性の性欲を満たすことを優先するので嫌悪感が湧いてこない。アウトサイダーである自分と同じ人種の女を探すための手段が痴漢だっただけで自分が犯罪者である自覚もあるから捕まる時は抵抗しないし、一度堕ちた女には興味がないと言いながら自分が堕とした女に求められたら責任を持って付き合うし、行為が終わったら相手の服を着せてあげるあたりなんてもう律儀で笑う。一方、ほぼ中出しなのに妊娠の危険性についてはわりとどうでもいいらしく、そこは真正のクズだけどまあ抜きゲーだからしゃーない。とにかくほとんどのヒロインとの間で交わされる「あなたは何者なの……?」「ただの、痴漢さ」というやり取りがすべてを物語っていると言える。まあ何を言っても結局は犯罪者だけど。

そんな迅が痴漢の最中に繰り出すのが厨二オーラが漂う必殺技。ライトニングチャージとかギルティプリズンとか何がなんだかよくわからないけど、"悪魔の手" とまで呼ばれた迅のテクニックで女を快楽の渦に堕として行くのが楽しすぎる。それでいてちゃんとエロいしバリエーションも豊かで抜きゲーとしての本分も忘れていない。

何より電車でのプレイは野暮だとは知りつつも「周囲の乗客にバレないのか」という突っ込みが勝っていまいちピンと来ないんだけど、この作品はむしろ乗客に見せつけるのがいい。痴漢を止めようなんて正義感のある、そしてこの作品においては無粋な真似をしてくる乗客はいない。その代わりレイヴンという鉄道警察の痴漢対策班のよーな組織があり、彼女らの妨害を掻い潜ってヒロインを落とすのが迅の戦いなのだ。燃える。

肝心のエロシーンは痴漢シーン、堕とした後のセックスシーン、その後は迅の決断次第で独占ルートという名の個別ルートに突入した時のセックスシーンか、あるいは最終痴漢電車に乗せた時の乱交シーンの四つで占められているが、迅が好まないこともあって「強引な凌辱シーン」は殆どない。迅は『牝』の素質を持つ女しか狙わないのでヒロインは全員が「痴漢に遭いたい」とか「車内で乗客に見られながら乱れたい」という欲求を持っているし、迅のテクニックとイケメンオーラの力もあって陥落も早く、次第に迅との痴漢プレイを楽しみに待つようになるし痴漢電車での乱交もヒロインが楽しんで参加する。ちなみにヒロインとの日常的な描写は薫子を除いてほとんどない。独占ルートもルート突入後のエロシーンが一度、その後エンドロールを経てエロシーンがやはり一発あって終了という潔さ。誇張表現ではなく迅とヒロインとの交流は痴漢とセックスしかない。

痴漢パートはコマンド選択式で、これが地味に面白かった。必殺技コマンドがあるのが笑いを誘うけど迅は当然大真面目です。だいたい数回ずつ追い詰めてヒロインを落とすことになるんだけど、周回すると迅の痴漢レベルやスキルを引き継げるので後半になるにつれ楽にはなっていく。ただ周回するってことは何度か同じヒロインを攻略するってことでもあり、そこはやや面倒。効率を優先するなら攻略を見ながらやったほーがいい。

絵は元々 M & M 氏の絵が好きだから手に取ったよーなもんなので文句なし。音楽は抜きゲーぽくないけど妙にハマっているし OP もかっちょいい。

厨二でバカバカしいノリと迅のキャラクタ、独特の世界観が見事に調和している名作。着衣エロが多かったのも美味しかった。こういう間違った方向に全力を傾ける作品は大好きです。完成度の高いエロゲ。私にしては珍しく好みのヒロインが多かったのも良かった。そこまでエロを求めない人種なので後半はさすがにうんざりしたけど、これは私がお門違いな意見を言っているだけでむしろ抜きゲーとしては正しい。

鷹取迅

間違いなくこのゲーム最大の萌えキャラ。どんなに酷いことをやってても悪人でも、その人なりの筋を通していれば好感は持てるのです(もちろん創作の世界限定の話)。しかし乱れるヒロインよりも迅の言動に注目してしまうとか完全に楽しみ方を間違えている。

何気に印象に残ったのが、テレビでうどん特集やっていたのを見てわざわざ手打ちうどんを作るシーン。痴漢しておうち帰ってやってることがソレですか。いや痴漢だって料理くらいするだろうけど、わざわざ描写されているのがなんかこうじわじわ来たと言うか。薫子にも似たよーな指摘をされてたけどほんとシュールだ……。一方、痴漢をする時のためにトレーニングをせっせとやっているあたりはさすが。努力を怠らないストイックな姿勢がかっちょいー(気がする)。痴漢だけど。

残念なのは立ち絵で顔が描かれていない点。もうここまで個性的な主人公なら描いてくれりゃ良かったのに。これだけのイケメンがなんでわざわざ痴漢なんてやってるんだ、と本気で忍に不思議がられていたのは吹いた。

錦織アリサ (CV:花南)

第一印象では大人しい子だと思っていたので、ツンデレ系だったのは意外だったなあ。そいや迅は『牝』の素質を持つ女に手を出すので、ヒロインにその自覚がないのであればツンデレが活きる設定だと思うけど、ツンデレと言えるのはアリサだけだったよーな。

エロシーンはアナルが弱点だったのが妙に印象に残ってんだけど、アナルセックスてあんま萌えないんだよなあ。あとトイレでのセックスが二度ほどあったなーとか。

それよりも独占ルートの ED で笑った。世界レベルの才能を持つアリサのパートナーを務められるとか迅さん何者だ。いや痴漢か……。元々なんでもこなせそーな雰囲気はあったもんなあ。競技中に性器をまさぐられて絶頂に達するとかアホらしいけど、そのアホらしさが罷り通るのがこの作品っつーことでそれなりに面白く読んだ。

神宮寺悠璃 (CV:草柳順子)

痴漢に遭って「初めて女扱いされた」と喜ぶヒロインがいたこともそうだけど、悠璃は神宮寺財閥のお嬢様ということで妙に『うたプリ』が頭をよぎるんだよねこのゲーム。

それはさておき悠璃は社会勉強のために電車通学をしている世間知らずのお嬢様で、好奇心から各プレイには積極的なのが面白かった。満面笑顔で迅を歓迎する天然ぶりに、迅もたじろぐ場面があったのも美味しいなあ。あと何気にこのゲームは学生服がまともなのがいい。アリサや薫子同様、悠璃もその意味で眺めていて楽しかった。エロゲにありがちな奇天烈な制服もいいけど、普通の制服のほうがエロスを感じる。

プレイは悠璃が貪欲に求めることもあって概ね楽しく眺めていられたけど、神宮寺財閥主催のパーティで出すドリンクの酒樽に悠璃がガニ股で迅に犯されながら色んな体液を撒き散らしたり(パーティ参加者が何も知らずに美味しそうに飲んでいたのは吹き出した)、悠璃を幼い頃から見守って来た安藤の見ている前で行為に耽るシーンが特に印象的。独占ルートでは悠璃の父親も迅を痴漢と知りつつあっさり認めたし、迅にとっては大団円の逆玉の輿ということでおめでとうございました?

氷室奏 (CV:ももぞの薫)

銀髪+赤目で好みのビジュアルなんだけど、「体罰教師」にはあまりそそられないようで最初はテンションが低かった。サディストだけど実はマゾだった、という設定もありがちであまり……。迅から与えられるものに一喜一憂していたのは可愛かったけど。ただ私は苦痛を与えるプレイは好みではないので、迅にしてみればマゾの奏を喜ばせるためにやってるんだろうけどそれでも乳首クリップは勘弁。楽しめたのはサンタコスと、独占ルート ED での教頭になった氷室先生の眼鏡姿あたり。

男子校の教師ということで、授業として生徒の前でセックスを実演したり痴漢電車では学生たちと乱交したりするのは想定内としても、独占ルート突入後に学生の下着を頭に乗せてセックスしていたのは吹いた。さすが迅の見込んだ変態。

田切尚美 (CV:このかなみ)

尚美は好みのヒロインではないけど、肉欲を持て余して電車内で自分の豊満な肉体を武器に煽ってくる芸能人を快楽で屈服させるのは楽しかった。でも母乳は萌えないなー。独占ルート ED は迅に寝取られ、離婚会見でもその場で尚美が迅にフェラチオをかます様を見せられる尚美の夫が可哀想だった。いやまあ面白かったけど(最悪)。

印象的だったのは搾乳。いや搾乳自体はどうでもいいんだけど、搾乳機をわざわざ用意しておきながら、不安そうにしている尚美を見て尚美が嫌がるようならすぐやめるつもりでいるところに、迅の「己の欲望を優先するのではなくあくまでも女性を気持ちよくさせることを優先する」という紳士的なスタンスが伺えてそこが面白かった。

真田忍 (CV:春日アン)

お堅いキャリアウーマンが実は快楽に弱い、てのはもう散々見てきたけど、そんな忍を攻略するのは楽しかった。三十路の処女であることがコンプレックスになっており、一人で妄想して自慰に耽ったりレディコミ誌(ちなみに忍を落とすための事前調査としてレディコミ誌を店員の目も気にせずコンビニで堂々と買っている迅に惚れた)に妄想を投稿することでストレス発散している設定があるなど、忍のキャラクタ造形が面白かったことも原因の一つ。ガードの固い女として通して来たので序盤は迅に反抗し、くやビク系ヒロインとしても輝いていた。それでも快楽には抗えず迅に処女を奪われて嬉しさのあまり泣いたりキスをせがんだり、迅を「運命の人」と言ったりやたら乙女なのが可愛かった。

エロシーンは誰もいない職場で迅に犯されたり、逆に社員がいるのにデスクの下にいる迅に翻弄される場面があるなどキャリアウーマン設定のお約束をきちんとこなしているあたりはいいんだけど、眼鏡を外したり髪をほどく姿が見られなかったのは少し残念。

独占ルート ED では忍がキャリアウーマンとして活躍しているので迅が主夫をやっていたのが面白かった。そんな中でセックスのハウツー本を出してるのは吹いたけど。しかし腹ボテは萌えぬ。身重の忍を気遣う迅はいい旦那さんやってたんでそこは良かったけど。

月詠 (CV:金田まひる) & 星詠 (CV:金田まひる)

「他の意志」がどうたらとか言ってたけどそれはプレイヤの意志のことで、つまりカノンに到達させることが二人の役目だったのかなあ、と。迅が双子のことばかりを考えてしまうのもプレイヤの「早く双子とのエロシーンが見たい」という意志が働いてたとか、双子に会った瞬間に欲情してしまうのも「早く双子とのエロシーンに突入したい」という意志の影響だと思えばあり得なくもないかな、と。恐らく普通の人間ではないのだろうし、迅がなす術もなく二人に魅入られているあたりは死神らしい。

しかし月詠はともかく星詠は男なので当然ちんこもついてるけど、痴漢ターンの局部のドアップ演出はさすがにアングルで誤魔化すなどの配慮が入るんだろうと思っていたのであそこまでどどーんと出るとは思わなくて吹いた。男らしいなこのメーカは。そして「アナルを責める」というコマンドは星詠に使ってこそだろう。

錦織小百合 (CV:緒田マリ)

アリサの母親で人妻っつーことで、母娘丼やら旦那への罪悪感を煽るプレイやら寝取りやらと必要なものは完備。とにかく旦那さんが可哀想な結末で、特に独占ルート ED は母娘揃って妊娠、全裸でそれを報告するビデオレター作製という ED でだいぶ酷かった。まあそれもまた『最終痴漢電車3』らしいと言えるけど。

「――お母さんより、私の方が先だったのにぃ……」と嫉妬するアリサは可愛かった。嫉妬は鬱陶しく感じることが多いが、アリサくらいの嫉妬ならむしろアリだと思える。

間宮薫子 (CV:中家志穂)

メインヒロインは凛だろうけど、薫子のほうが目立っていた。迅の住むアパートの部屋の隣人でしょっちゅう部屋に来るというだけでも強力なのに、更にオタクでコスプレもやっており、更に迅が凄腕の痴漢だと知るや自分にも手を出して欲しいとお願いして来るなど積極的なところがある。迅のほうも存在感を消しているはずなのに何故か薫子にはすぐ見つかったり、薫子の笑顔にいちいちドキドキしたり調子を狂わされたりで翻弄されがちなのが可愛かった。そしてこの二人は日常会話も濃密で楽しい。薫子のとんでもない発言に思わず味噌汁を吹き出す迅とかレアですよ。そして薫子とのセックスを経て、自分のほうが薫子にハマっていることに危機感を覚えつつも楽しんでいる迅が印象的だった。妊娠したら責任は取ってやると迅が言う相手は薫子だけだったし、ほんと特別感がすごい。最後は「愛と性欲は別腹」だと潔く言い切る薫子と痴漢電車で結婚式を挙げていたのもぶっ飛んではいるけど二人らしくて超絶に楽しかった。幸せそうでいいんじゃないでしょーか。ライスシャワーならぬザーメンシャワーは吹いたけど。迅は言うまでもなく好きな主人公だが、薫子もあっけらかんとしていて欲望にストレートでそれでいて恥じらいもちゃんと持っている可愛らしさが魅力的で、そんな二人はお似合いの夫婦だとも思う。

他に印象的だったのは電車で薫子の胸を揉む時のやり取り。ブラに皺が寄ることをわざわざ気にしてくれる痴漢て何なんだ……。その後ランジェリーショップデートに誘う薫子にあっさり応じるのも笑った。迅曰く男一人で下着売り場をウロウロするのは変態だけど、女連れなら何も問題ないらしいですよトーマさん! ちなみにこの後、薫子の服を直してから手を引いて一緒に帰ったらしいのがまた萌えた。この二人は可愛すぎる。

黒滝凛 (CV:水純なな歩)

ゲーム開始直後の痴漢の相手が凛だとはまったく気付かなかった。確かに一方的に体をまさぐっておいて「俺の求めていた女とは違う」と言われたら腹も立つだろうし、迅みたいな痴漢は忘れたくても忘れられないだろう。だからレイヴンに入った凛が、今度は敵同士として迅と再会したのだと考えると運命的だなあ。出会いと再会のきっかけが痴漢てのがアレだけど、この作品世界ならそれもロマンティックな話に思えてくる(気がする)。

迅に落ちてからは、本来なら敵同士ということもあって「秘密の恋人同士」の空気を楽しむ凛が可愛かった。独占ルートではレイヴンを抜けるが、迅が自分の部屋で抱くというシチュエーションは双子を除けば凛だけだし、こうした普通のセックスを迅が「痴漢よりいい」ものだとはっきり認識していたのが感慨深かった。今までが今までだっただけに抜きゲーなのにしんみり来たというか、それに対して幸せそうな凛も可愛かった。薫子とはまた違った特別感があってこちらもいいなあ。ED でも産まれてくる子供にとって父親の職業が痴漢じゃまずいから、とちゃんと働くことを迅が決意していたのが衝撃的で、かつ感動も大きかった。それも結婚前で妊娠もしてない時に決意を凛に告げるあたりが誠実じゃないですか。まあそれまで散々中出ししてるのでそこで台無しになるけど拙者は見なかったことに致す。あの迅をまともにしたんだからこれはまさしく愛の物語。しかし迅の最大の欠点がなくなったことが寂しい。これで完璧なイケメンになってしまった……。

一方凛を痴漢電車に乗せるルートは凛の台詞が切なかった。

「でも、覚えておいて。――電車に乗るのはわたしの意志だけれど。あなたに言われたのでなかったら、わたしは、決して乗らなかった」

この意味にとうとう気付けなかった迅と、電車に乗れと言われても臆することなく受け入れた凛の擦れ違いがたまらなかった。凛がいい女すぎて辛かった。でも乗せてしまった以上は戻れない。まさか抜きゲーでこんな切なさを味わえるとは思わなかった。

赤司正義 (CV:広末涼)

迅とはゲス同士で利害が一致している間は気兼ねなく付き合える関係、てのがいい。しかし本編には関わってこないだろうと思っていたのに、カノンルートでは思わぬ出番があったり実は相当に強い人だったことが発覚したり、何気に迅と二人で最後のイベント CG にちゃっかり出ているあたり結構美味しい人なのかもしれない。

新明カノン (CV:ももぞの薫)

痴漢を集めて一網打尽にするために最終痴漢電車を運行していたのがカノンだったという設定は上手く纏まってるけど、それよりもこのルートの空気が変。いや迅の必殺技の傾向を見たらむしろ正しいのか。暴力で痴漢を駆逐しようとするカノンを倒すために、最終痴漢電車・臨時便に乗り込んだ迅がヒロインや赤司の「ここは俺たちに任せてお前は先に行け!」に助けられる展開とかもう色々おかしい……いや正しい(ところで赤司たちを送り届けたのは Tamura?)。そして衝撃波を放てるくらいに強いカノンに対し、迅が痴漢テクニックで対抗してるのもおかs……いや正しい。最初は一方的に迅が甚振られるが、誰かのために痴漢をするのではなく自分の欲望のために痴漢をするのだ、と己の原点に気付いて覚醒してからは迅が圧勝という燃えゲーのお約束を上手く使っていて笑った。しかし他のヒロインへの痴漢行為はヒロイン本人も望んでいたことだったけど、レズビアンのカノンには容赦がなく凌辱風味だったなあさすがに。まあそれはともかく「女は男を受け入れるのが正しい」みたいな迅の言葉には賛同出来なかった。いや確かに迅の言っていることは間違いではないかもしれないけど、別にレズを否定しなくてもいいのでは……。レズはレズでいいと思うんだけどなあ。抜きゲーで突っ込むのは無粋なんでしょーか。しかしなんだかんだで最後にはカノンを助けるために裏で手を回すつもりではいるようで、やはり女性には優しくしたい迅のスタンスが伺えてそこは安堵した。カノンは見た目も含めて結構好き(関係を持っていた凛が自分から離れてもクビにはしないあたりとか当たり前なんだけど、ここでクビにする作品が多いので好印象)なので尚更。

そいやカノンルートはヒロイン数人を最終痴漢電車に送ることで突入するが、何組かヒロイン同士で友達になっていたのがさり気ないながらも嬉しかった。ああいうのっていいよね。乱交で芽生える女同士の奇妙な友情というか、ああして仲良くなれる余裕があるのはヒロインたちが痴漢電車での行為を心から楽しんでいるからこそで、それがぐっと来た。