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Angel Beats! -1st beat-

http://key.visualarts.gr.jp/angelbeats/

男性向け作品独特の男子キャラクタ周辺のわちゃわちゃした空気は愛すべきものだ。男同士で馬鹿をやって盛り上がれるような、女子では得られない空気が微笑ましい。だーまえが書くこうした空気は至高。好みとしては『リトバス』のほーに軍配が上がるけど、「男同士で馬鹿やってる風景」はきちんと受け継がれていてそれだけでもう満足した。

それでなくても本作は男子の人数のほうが多いし、風呂に入るシーンも頻繁にあるし何度も男子の裸立ち絵を見せられるしあざといホモネタは胸焼けするほどにあるし、三人しか攻略出来ないのにそのうち一人の男子はそのまま攻略、一人は主人公ではなく別の男子がヒロインを攻略、最後の一人は一応女子を攻略出来るものの最後には別れて主人公と親友になった男子とのエピソードが描かれて終了という有様で、ノリは完全にエロゲでありギャルゲーなんだけど共通ルートはホモネタ無双だし男(直井だ直井)を攻略するしでギャルゲーとしてはなんかズレている。まあいつもの Key といえば Key。

それとだーまえ作品の特徴として「理不尽な世界と設定と展開」があるけれど、これも受け継がれていたのが嬉しかった。死後の世界で幸せになることは死後の世界から消滅することを意味する、てのがいい。精神を病むこともない世界=狂うことも出来ない世界、という設定もエグそうでそそられた。これが活かされた強烈な展開は今回なかったけども。

システムはビジュアルアーツ謹製なので基本的には快適なんだけど、選択肢がめちゃ多いので次の選択肢にジャンプする機能は欲しかった。前の選択肢には飛べるけど逆にもつけといてください。で、その多すぎる選択肢は攻略のお世話になったことが大きいんだろうけど、意外にも私にとって悪い印象にはならなかった。プレイ前から選択肢の多さへの不満は聞こえていたので覚悟してたけど、共通パートが楽しめたので逆にプラスになった。共通パートが楽しめなけりゃ地獄なんだろうなあこれ(まあその時はレコードを無視すればいいんだけど)。それでも続編はもーちょい選択肢を減らしたほーがいいとは思った。三人のルートを辿るだけならそこまでのボリュームでもないからコスパは悪いけど、『リトバス』の理樹、恭介、真人、謙吾の空気を広く浅くしたみたいな感じが好みならむしろ美味しい。ホモ云々ではなく単にワイワイやってる男子を眺めてニヤニヤしたい人向け。つまり私。いやっほーう! しかし中の人はたいへんだったんだろう。ちょっとした呼び方差分だけでも大量にある。フラグもすっさまじく複雑なことになってるのにその辺の管理はきちんとしていて、なんか明後日の方向に力を入れている作品だなと。

まあ楽しんだ者勝ちだよね、てのが結論。私は楽しんだ。でも8000円×6本、と聞くと目の前が真っ暗になる。金額もそうだけど「ちゃんと出るのか」「いつ出るのか」「きちんと終わるのか」という不安を抱えつつの長いマラソンに付き合わされるのはちょっとな。でも多分買っちゃうんだろな。自分で自分に「えー」とか言いたくなるけどな。

あ、今更だけどアニメ版は殆ど見てない人間の感想です。

音無結弦 (CV:神谷浩史)

大量の選択肢が用意されているからだろうけど、音無はキャラクタが安定しない。結局どういう主人公なのか最後まで掴めなかった。例えばあるルートでは日向をホモだろうと決めつけて避けるし、あるルートでは日向におかしな好意を寄せてドンビキされる。そこは敢えて極端にしてるんだろうし、そもそも音無が記憶喪失で「音無結弦」を形成するための過去がないからキャラクタはどうとでもなる、ということなのかもしれない。でも過去を思い出した後を含めても私には音無のキャラクタが最後まで掴み切れなかった。日向との軽妙なやり取りはものすごく楽しませてもらったし好きだけど、あれも音無のキャラクタが Key 主人公のテンプレ(例えばホモ全開音無は『CLANNAD』のホモ ED の岡崎に置き換えても成立しそうだと思った)だから受け入れやすかった、てのはあるだろうし。

音無の過去については、頭がやたらいいのもゆりのリーダーシップに憧れるのも朝から重いメニューの食事でも残さずに食べるのも全部伏線になってたのはいいんだけど、列車事故から救助を待つ間の描写は駆け足で進むせいか壮絶さはあまり伝わらなかった。五十嵐が音無をやたら持ち上げてたけど、その凄さもピンと来なかったのが……。

仲村ゆり (CV:櫻井浩美)

見た目と最初の印象から好みじゃなさそーだ、と思ってたら実は好みの系統だった。戦線のリーダーとしてブレなかったのが良かったんだろう。「NEXT BEAT」では音無と道が分かれてしまったけど、それでこそゆりっぺだと思える。あと音無がどれだけゆりっぺを攻略しようと恋愛に持ち込もうとしても一ミクロンも揺るがなかったところがいい。むしろ恋愛を疎ましいものだと思っているところもいい。彼女の中には神への復讐しかない。まあそのわりには戦線のやってることにそれほど切迫したものはないけども(これは通常の学園生活を送っていれば天使が何もしてこないからだけど)。

気になったのは、語られた過去だけではゆりっぺが神をあれほど憎む理由として納得するには弱い点。他にも隠された理由やら過去やらがあるのかもしれないけど、まあそのへんはゆりっぺルートまで我慢しろっつーことかな。でもここまで恋愛を排除して復讐に駆られた女の子にするのなら無理に音無と恋愛させなくてもいいんじゃないかなあ。

ところでゆりっぺの「オペレーション・スタート」の号令はやっぱり『リトバス』で恭介が言っていた「ミッションスタート」を意識してるんでしょーか。

立華かなで (CV:花澤香菜)

天使ちゃんは可愛いんだけど、思ったよりはハマらなかったのが予想外だった。絶対タイプだと思ってたんだけどなあ。天然なところとかものすんごいぶきっちょなところとか悪意なんてないのに誤解されてそれでも弁解もせず一人で必死に戦線を相手に防戦してるところとかノリツッコミも出来るところとか結構アホの子だったりするところとか声がはなざーさんなところとか。ほら見ろこんなに可愛いところをいくつも挙げられるのにそれでもツボに来なかった不思議。どーして!? ワッツ!? ホワーイ!? でも音無の相手はかなでだろう、てのはなんとなくで納得出来てしまうんだけど。

ユイ (CV:喜多村英梨)

最初は空気が読めないしやかましいしで好きになれそうもないな、と思ってたらだんだん好きになっていった。好きになれたきっかけは笑顔の表情。八重歯の覗く人懐っこい笑顔がとにかく可愛くて可愛くて。次第に日向とどつき漫才を繰り返すようになるけどそれも楽しかったなあ。ただひなユイは好きなんだけど、終盤の「結婚してやんよ!」よりも球技大会で卍固めを食らわすあたりの空気のほうが好きだった。

で、ユイルートはユイルートと言うよりはひなユイルートで、音無はユイを恋愛対象としては見ていない。音無にかつて妹がいたからなんだろうけど、ユイのことを彼は妹のように思っている。ユイの「やりたかったこと」を叶えさせてやろうと協力もするが、ホームランを打つ夢を叶えられたのは以前から続けてきた日向との特訓の下地があったからで、結婚したいという夢を満たしてあげられたのも日向。でも日向がユイに惹かれていったのは納得出来る。諦めずに「ホームランを打ちたい」という目標に真っ直ぐ進んでいくユイの姿を誰よりも近くで見て来たのは音無ではなく日向で、だからこそ彼だけがユイの願いを満たしてあげられた。ユイがホームランに拘る理由も語られたし、ソフトボールではなく野球で女子のユイがホームランを打てた理由にも納得出来た。そして最後にユイが娘の介護で苦労をかけていた母親を楽にしてあげてね、と告げるシーンで彼女が何故結婚したがっていたのかを理解した。単純に結婚したいという乙女的な理由ももちろん嘘ではないんだろうけど、母親への負担を減らしてくれる誰かが欲しかったのだなあと。つまりユイは母親のことが一番気になっていた、母親思いの女の子だった。

プロレスは興味ないけど、二人の槍よりは卍固めチョークスリーパージャーマンスープレックスと全部 CG があってどれも見ていてニヤニヤ出来た。ひなユイは正義。

岩沢雅美 (CV:沢城みゆき)

生前に声を失って音楽の道を断たれた岩沢は、死後の世界で歌っている最中に一人満足して消滅する……はずが音無が止めると岩沢は残り、そんな自他共に認める音楽キチ(言われるほど音楽キチだとは思わなかったけども)との恋愛話が描かれるのが岩沢ルート。

で、内容はとにかく性急だった。溜めや余韻といったものはすべて豪快に飛ばすから互いに惚れるのもくっつくのも唐突で、更には恋人になった直後に急展開を迎える。仲間を助けるために音無と岩沢が別れなければならず、ガルデモメンバーと共に岩沢を弄んでいたように振る舞う芝居をする場面は引き込まれたんだけど、あれをじっくり描いてくれたらもっと良かったのになあ。なんか軽い。肝心の芝居もそれでバラバラになるみんなの悲嘆もサラッと描かれて終わる。その後も岩沢と酷い別れ方をさせられた音無の精神が崩れていくが、これまでの描写が性急だっただけにそこまで岩沢を好きだったとは思わず驚いたし、それ以上にそんなに音無が脆かったのかという衝撃が。その後は事情を知った岩沢とまた寄り添ってセックスして(このシーンは全年齢なのにエロかった)翌朝にはいきなり岩沢のお腹が妊娠七ヶ月程度に膨れていたという驚きの展開に突入して、それから結婚して幸せな新婚生活を満喫した後に岩沢は満足して消滅で終了。

ただ、展開は好みだったのでなんだかんだで岩沢ルートが一番好きなシナリオになった。「主人公が誰かと恋仲になって幸せになろうとすると影が仲間を襲う=永遠に幸せになろうとすることを許さない世界」という理不尽な設定が好みだし、そうした理不尽が一番よく出ていたのが岩沢ルートだった。そしてだからこそ NPC になってしまった高松とのやり取りや結末が活きてくる。二人をくっつけようとする入江と関根も賑やかで可愛かったし、岩沢の妊娠発覚後に「産むまで守ってみせるわ」と言い切ってくれたゆりっぺにも惚れ直した。蝶を追いかけるシーンとか岩沢にも可愛いところがあって良かったけど、音無と岩沢より周囲のキャラクタのほーが印象に残ってるなあ。特に高松は反則。

松下護騨 (CV:徳本英一郎)

いい話だったけど評判の良さにちょっと期待しすぎた。視力を失うことで一番怖いのは好きな人の顔を思い出せなくなることだ、と言う松下の言葉は印象に残ったし、仲間の力を借りて向日葵畑を作ろうとする流れとか、向日葵畑を見せたら陽菜子さんの顔を思い出せるのかと思いきやそう簡単には行かず、むしろ音無の考えていた「向日葵は太陽を向いて咲く」という前提が間違っていたことが発覚したりと捻ってあるところは良かったんだけど、総じて「いい話だったな」以上の感想が出て来なかった。松下の最後の吹っ切れた表情とかぐっと来るところもあったし、決して悪い話ではないんだけどなー。

ダイエットを薦めると痩せて帰ってくるが、従来の松下ルートと喋り方やキャラクタの反応が多少変わるだけで内容は同じなので作業感が強かった。

日向秀樹 (CV:木村良平)

MVP。イケヒップでイケチンでイケハートで、そして恐らくイケアナの持ち主。本作には日向ルートは存在しないが、ユイルートが実質日向×ユイルートだったり日向のことも掘り下げられたり、何より共通ルートでは誰よりも活躍していたので私にとって『1st』は日向ゲーだった。ホモネタも凄まじい量だから更に日向の出番が多い。私はエロゲのホモネタはネタとして楽しめるけど、音無と日向のホモネタ無双はさすがに多すぎて辟易することもあった。けど中盤以降は「これはそういうゲームなんだ」と割り切って意識を切り替えたので最終的には楽しめた。もうそこまでやるなら突き抜けてしまえと。実際事あるごとにキャッキャウフフする二人は可愛かったし、テンポが良かったことにも救われた。それに音無が日向にホモ疑惑を抱くルートはさておいて、音無が日向におかしな好意を寄せるルートは日向の人の良さが出ていたのがツボ。だって日向を「イケチン」と連呼して喜んで尻を蹴られる音無とか構ってちゃんなだけで本気で鬱陶しいだろうに、それでも律儀に毎度毎度ツッコミを入れて付き合ってくれるんですよ日向。なんて優しい男なんだ。ホモ云々より日向のそうした懐の大きさに感じ入っていた。生前の日向は本人も言うようにクズだったのかもしれないけど、死んで反省して死後の世界でゆりっぺたちと何十年も過ごして変わって今の日向があるのだと思うとより一層魅力的に見えた。しかし日向ルートがあるわけでもない一作目でここまで日向を掘り下げてしまっていいのか……。

それと感情の振り幅が大きいキャラクタだからか、中の人の感情がたっぷり乗った色んな演技を大量に聞けたのが心地良かった。丁寧語突っ込みなんかは『CLANNAD』の春原を思い出して懐かしくなったもんなあ。それと便座カバー。

直井文人 (CV:緒方恵美)

双子の優秀な兄が事故死して、助かった直井は優秀な兄に成りかわって生きようとするけど上手くいくはずもなく頓挫、てのはなかなかに重い過去だ。だからこそ音無が直井に言葉をぶつけて救うシーンは声が欲しかった。

「ここに居るのは、苦しんだお前だ」

「ここには兄も父親もいない」

「俺が抱きしめているのは、たったひとり。苦しみ抜いてきて、ここに辿り着いた直井文人だけだよ」

ただ音無は直井を救ったが、音無に記憶がないからこそ言える台詞だよなあ。でもそれでいいんだろう。直井にはあのタイミングでああ言ってくれる人が必要だった。

直井については事前に『P4』の直斗っぽい子だな、と思ってたけどあながち間違いでもなかった。直斗をアホにしたら直井になる。後半から登場したり頭脳明晰なキャラクタとして描かれたり名前も似てたりで結構共通点が多い。直井は男性ぽいけども。

ひさ子 (CV:松浦チエ)

過去が語られたのは驚きだったし、内容も予想以上に重かった。ぶっちゃけ斬崎が大迷惑な男すぎるが、それでもどんな形であれ斬崎のことを一度引き受けてしまった以上はひさ子が斬崎を見捨てられないのもわかって胸を塞がれるような気持ちになった。

入江みゆき (CV:阿澄佳奈)

ビジュアルは入江が一番好み。メインヒロイン級の可愛さだと思うんだけど、サブヒロインなのなこの子……。関根と二人セットで音無と岩沢をくっつけるべくお節介を焼いて来るのが可愛かったなあ。あとはやっぱり天使をテストで最下位にするオペレーションで天使に告白をさせられてしまう時の入江が最高に可愛すぎた。

関根しおり (CV:加藤英美里)

ノーマークだったのに一気に株が上がった。まさかこんなに強烈なキャラクタだとは思わなかったなあ。本作では台詞と表情差分変化が同期される演出が入っているが、それも関根のキャラクタの魅力を余すことなく盛り上げて威力を発揮してくれていた。

高松 (CV:水島大宙)

頭脳派に見えるけど実は馬鹿で可愛いキャラクタだった。筋肉。天使をテストで最下位にするオペレーションで己の肉体を晒すシーンとか、直井によって戦線メンバーが教室に一晩閉じ込められた時にゆりっぺたちが真剣に会話している中で高松の腕立て伏せの掛け声がずっと聞こえてシュールな光景になってしまうシーンとか。あと眼鏡を愛しているらしいけど、高松は眼鏡がないほうが好きだなあ私は。それはつまり NPC 高松のほうが気に入ったということでもあるのでちょっと高松に申し訳なく思うし複雑でもあるんだけど、岩沢ルートの高松が反則だったからしょーがないですよ。岩沢ルートは岩沢よりも高松のほうが印象に残ったし。もう魂がないらしい(?)高松に会いに行くことを「墓参り」と音無が表現していたことが『1st』で一番抉られた。重すぎる。

でも最後の最後で高松が音無を親友と認識したり、音無と岩沢の結婚を祝福した時の様子からも元々の高松がガルデモのファンだったことが活きているように思えたので、魂が完全に失われたわけではないんでしょーか。何にせよ一番涙腺を刺激されてヤバかったのが高松周辺だったのは予想外。おかげで高松を気に入ってしまい、彼を攻略するのが楽しみになった。というか出来るんですよねいつかは? 岩沢ルートで高松 ED をやったから高松ルートはありません、なんてことになったら不貞寝する。

野田 (CV:髙木俊)

ゆりっぺへの一途な恋は報われて欲しいけど無理なんだろうなあ。主人公補正の効く音無ですら少なくても今作では無理だったし。突然幹部になった音無には敵意を向けるが、野田との交流を重ねて(+音無のキャラがおかしくなって)いくと奇妙な友情が芽生えるのは面白かった。イケパイ云々はともかく音無に友達だと言われて泣いてたのが印象に残ってるなあやっぱり。一度心を許すととことん慕ってくれる姿は犬っぽい。

椎名 (CV:斎藤楓子)

どっかで暗殺がどーたらみたいな台詞がいきなり出て来て驚いた。戦線の中では戦闘方面において最強らしいけどそれは暗殺技術を叩きこまれていたかららしい? 天井に張り付いたり箒を立てたまま球技大会に参加したりと突飛なエピソードはあるんだけど、やっぱり掘り下げが少ないのであまり印象に残っていない。

遊佐 (CV:牧野由依)

音無がやたら気にしていたこともあり、一番謎の残るキャラクタだった。しかし音無が終盤、ゆりっぺにバレないようにユイや松下を卒業させようとしてたけどバレてないはずがないだろうと思ってたら案の定で、それは遊佐がゆりっぺに報告してたってことか。

藤巻 (CV:増田裕生)

みんなが見捨てる中、泳げない藤巻を音無だけが助けようとする(結局死ぬけど)と翌日に言いづらそうにお礼を言って来たのが可愛かった。しかしこの子は大山以上に目立ってないよーな……大山は特徴がないのが特徴になってたけど、藤巻はこれといった強力な特徴はないけどそれが特徴になるほどでもないというか。良くも悪くも普通の男子。

TK (CV:Michael Rivas)

外国人なのかそうでないのかすらわからない。名前の由来は「とにかく狂ってる」の略らしいけど狂ってる……か? 出番が少なすぎてどーもこーもない。

大山 (CV:小林由美子)

最初の印象は「『リトバス』の理樹みたいな子」。NPC に間違われるほど特徴がないのが特徴らしくこれといって書くこともないんだけど、風呂場で音無に下の毛が薄いと言われていたのはちょっと和んだ。そのうち女装とかさせられてそーだ。

竹山 (CV:市来光弘)

「クライスト」と呼んで欲しくて訴えるも毎回遮られる図がパターン化されてたけど、アニメを見てない私でもこれはアニメのほうが上手くハマったんだろうなあと思った。ゲームだとどうしてもキャラクタの台詞が一つずつ区切られてしまうのでテンポが悪い。

チャー (CV:東地宏樹)

土くれから武器を作り上げるギルドの人なんだけど、この「銃を作る」過程が特に描写されなかったので終盤まではピンと来なかった。「NEXT BEAT」で天使の能力は銃と同じだという説明が入り、そこでようやくぼんやり理解出来たよーなそうでもないよーな。